はじめに:LINE活用ツールの選び方、間違えていませんか?
「LINEで業務や集客を効率化したい」
「LステップとLINE WORKSってどう違うの?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。
どちらも“LINEを活用する”という点では共通していますが、目的・機能・料金体系はまったく異なります。
本記事では、LステップとLINE WORKSの違いを「マーケティング視点」「機能」「コスト」から徹底比較し、LINE WORKS導入を検討されている方へ最適な支援メニューもご紹介します。
目的の違い:どんな企業にどちらが向いている?
ツール名 | 主な目的 | 向いている業種・シーン |
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Lステップ | LINE公式アカウントを活用したマーケティング自動化 | サロン/教育/コーチ/ネット通販/セミナー等 |
LINE WORKS | 社内外の業務連絡・情報共有・業務効率化 | 医療/建設/物流/教育/小売/飲食/士業 等 |
Lステップ:BtoCの集客・販促ツール
LINE WORKS:社内・取引先との業務連絡プラットフォーム
機能比較|マーケティング用途での違いとは?(2025年7月時点)
機能 | Lステップ | LINE WORKS |
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ステップ配信 | ◎ タグ・回答内容・日時条件で自動配信 | × 非対応 |
顧客管理(CRM) | ◎ タグ・スコア・属性管理あり | × |
アンケート・診断 | ◎ 回答によって自動タグ分岐 | △ 外部連携で一部対応可 |
LINE公式アカウント連携 | ◎ 主軸として利用 | △ API等による連携で一部可能 |
チャット・グループ通話 | △ LINE公式のチャット範囲内 | ◎ 社内外チャット・音声・ビデオ通話に対応 |
スケジュール・タスク管理 | × | ◎ カレンダー・掲示板・Drive標準搭載 |
セキュリティ・管理機能 | △ LINEアカウントベースのため制限あり | ◎ ログ管理・権限設定・監査ログあり |
料金比較|コスパで選ぶならどっち?(2025年7月時点)
コスト重視ならLINE WORKSがおすすめな理由
Lステップは、タグ付け・ステップ配信・シナリオ設計など、顧客対応を自動化できる強力なツールですが、その分、運用設計や構築に大きな費用と時間がかかる点には注意が必要です。
たとえば、
- タグ設計
- シナリオ構築(タイミングごとの配信内容の設計)
- ユーザー導線の最適化
といった初期設計を外注する場合、30〜60万円以上の費用が発生するケースも少なくありません。
また、月額料金はスタートプランで5,000円〜、実用的なレベルでは2〜3万円台が一般的で、運用にかかる手間も相応に大きくなります。
一方、LINE WORKSはスモールスタートに最適なビジネスチャットツールです。
- 月額450円/人〜(年額契約)、1ユーザー単位で導入可能
- チャットだけでなく、Drive・掲示板・スケジュール管理機能も標準搭載
- 最大30人まで使える無料プラン(5GB)もあり、小規模チームでも安心
- LINEに近い操作感で、ITが苦手なスタッフでもすぐ使える
「大掛かりな設定は不要」「まずは業務効率化から始めたい」企業様には、LINE WORKSがコスト面でも機能面でもバランスの取れた選択肢となります。
LINE WORKSが向いている企業とは?
導入メリット
- ● 社内のチャットツールを統一したい(LINE、メール、電話を一元化)
- ●外部パートナーやアルバイトとも安全に情報共有したい
- ●テレワークや現場スタッフとの連携をスムーズにしたい
- ●セキュアな環境でスケジュール・資料共有したい
- ●LINEの使いやすさを活かして、ITに詳しくないメンバーも使えるツールを探している
LINE WORKS × ホームページ連携で、お客様対応をもっとスムーズに
- ●「せっかくホームページにお問い合わせフォームを設置しても、見逃してしまう…」
- ●「メールだけだと反応が遅れて機会損失につながる…」
- ●そんな課題を感じている企業様にこそ、LINE WORKSとホームページを連携した運用体制の構築がおすすめです。
支援内容(一例)
- ●ホームページのお問い合わせフォームとLINE WORKSグループへの自動通知連携(即時確認可)
- ●チャットBotの設計/整備による社内対応効率化
- ●スマホやPCでの確認体制、社内通知ルールの整備
- ●「誰が返信するか」の運用フロー設計支援
こんな企業様におすすめ
- ●お問い合わせ対応のスピードを上げたい(メール確認漏れを防ぎたい)
- ●問い合わせ通知を社内グループで共有・即レスできるようにしたい
- ●担当者が不在でも、LINE WORKS上でスムーズに引き継げる体制を作りたい
- ●導入しただけで終わらせず、実際の業務に活かしたい
私たちの強み
- WordPressやフォームシステム(Contact Form 7、Welcart など)と連携した実績多数
- LINE WORKS Bot APIを活用した柔軟な通知設計
- ホームページのフォーム送信内容を「特定の部署グループにだけ通知」など、業務フローに即した柔軟な連携が可能です。
「設定までは済んだけど、その先の使い方に不安がある」
「実務で活かせる運用の仕方を一緒に考えてほしい」
そんな方は、ぜひ私たちにご相談ください。
最初のヒアリング・アドバイスは無料です。
ご依頼及び業務内容へのご質問などお気軽にお問い合わせください
まとめ
- Lステップは「顧客向けのLINEマーケティング自動化ツール」
- LINE WORKSは「社内外業務効率化のためのビジネスチャット・統合プラットフォーム」
コストを抑えて安全・便利にLINEを活用したいなら、LINE WORKSが最適
業務の効率化は、正しいツール選定から始まります。
LINE WORKSの導入に少しでもご興味があれば、ぜひ私たちにご相談ください。
LINEだけじゃない、ZOHO CRMとの連携支援も可能です
LステップはLINE上でのステップ配信やタグ管理など、LINE特化型のCRM的運用が可能ですが、
本格的に「顧客管理・営業支援・業務連携」まで行いたい場合は、ZOHO CRMの導入が最適です。
当社では、LINE WORKS連携だけでなく、以下のようなZOHO製品の導入・運用支援も行っています。
[ ZOHO CRM導入支援の一例 ]
● 顧客属性・商談情報の一元管理(Lステップにはない営業フェーズ管理)
● CF7作成の問い合わせ内容を自動でZOHOに連携
● ZOHO CampaignsやFormsなど他のZOHO製品との連携設計
● 見積・請求・サポート・チャットなどを含めた業務統合化
● BI(分析)機能による売上・行動データの可視化
LINEでの入口を強化しながら、中長期的な顧客管理・営業強化を実現するツールとしてZOHO CRMをご提案できることも、私たちの強みのひとつです。
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【徹底解説】Zoho Campaignsとは?機能・料金・口コミを解説
- 「最近、顧客管理の情報がバラバラで探すのに時間がかかるし、ミスが多い。
- 顧客のメールアドレスや連絡先が散らばってるし、どの顧客にどんな情報を送ったかも把握しきれてない状態だ。
- そんな状態では効果的な営業活動もできないし、ターゲットに合わせたアプローチもできないんだよね。
こういったお悩みを抱えている方は多いはず。
先に結論をいうと、Zoho Campaignsを導入することで上記の「悩み」は解決できます。
Zoho CampaignsのユーザーでZoho公式認定パートナーであるBloomBaseが、現場からリアルな話をお届けします!
企業情報
BloomBase株式会社は大阪を拠点に、500件以上の制作実績を持つWeb制作会社です。特に葬儀社のWebサイト制作に強みがあり、業界特有のニーズを的確に捉えた提案で信頼を得ています。ウェディング系や歯科、人材採用サイトなど、幅広い業種にも対応可能。設計からデザイン、開発、運営サポートまでワンストップで対応し、お客様の課題を解決する最適なWebソリューションを提供します。Web制作のパートナーをお探しなら、まずはお気軽にご相談ください。
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