【2023年版】Kintoneとは? 価格・できること【できないことも解説】

【2023年版】Kintoneとは? 価格・できること【できないことも解説】

最近では、サイボウズ株式会社が提供するkintoneのCMや記事を目にする機会が増えてきていますが、

kintoneがどんなツールなのか、または、kintoneの価格・機能などよく知らないという方も多いかと思います。

そこで本記事では、kintoneの価格や機能などについてご紹介させていただきます。

kintoneに興味がある方、導入を検討している方は、ぜひご参考にしていただけると嬉しいです。

kintoneとは?

kintoneとは、累計20,000社以上・毎月500社以上が導入しているサイボウズのクラウドサービスで、自社業務に合わせた必要なシステムを柔軟に構築できます。

kintoneは、プログラミングや開発の知識がなくても、ドラッグ&ドロップのみで簡単に操作できるのが特徴です。

顧客管理や売上データなど、日々更新される膨大な情報を取り扱う業務では、データの管理が大変ですがkintoneを導入することで、必要な機能を備えたアプリを作り、スピーディーな情報基盤の作成・管理が可能となります。

運用後も、業務の変化などに合わせて管理項目の変更・修正も簡単に行ることができるので、社内状況に合わせた活用ができます。

また、kintone上のデータは複数人に共有し、コメントやメッセージの送受信を行うことも可能で、まさに、データ管理とコミュニケーションツールとしての機能が一体化されたツールだと言えます。

kintoneの価格(料金)

kintoneの価格は、初期費用無料です。料金プランは、ライトコースなら月額780円/1ユーザー(税別)から利用可能になります。

5人のチームから、10万人のチームまで。単発のプロジェクトから、会社の運用基盤としてまで。チームの大きさに関わらず、さまざまな用途にご利用いただけます。

■初期費用は無料
■1ユーザー単位で契約できる(※5ユーザーから契約可能)
■1ヶ月ごとに契約更新できる

Kintoneの価格はコースによって異なり、選べるコースには「スタンダードコース」「ライトコース」の2種類があります。

■kintoneのコース別価格
スタンダードコース:月額1,500円/1ユーザー
ライトコース:月額780円/1ユーザー

この2つの大きな違いは利用機能と利用容量です。

スタンダードプランは、API・プラグイン・Webhookが利用可能で、アプリ数1000個、スペース数500個、ゲストスペース数500個が利用可能なため、大きな規模の企業向けのプランです。

一方で、ライトプランはAPIなどが利用不可になります。アプリ数、スペース数、ゲストスペース数などは、スタンダートプランと比較して少ないため、中小企業向けのプランになっています。

また、両プランとも5ユーザーから利用ができ、5名以上は1名ずつ追加できます。なお、30日間スタンダードプラン無料のお試しプランもあります。

kintoneできること・できないこと

kintoneでできること

データの一元管理・検索・レポート

バラバラになっている社内データを一元管理することが出来ます。社内システムやExcel、紙資料などで管理していたデータも、kintoneに集約して管理が可能になります。

検索してデータを確認したい際は、蓄積されたデータはもちろん、添付資料などからも検索されるため、必要データを簡単に検索することも出来るようになります。

またデータを更新した際には、誰が・いつ・どのデータを変更したかなどの履歴も残るので、誤って変更してしまったデータも元通りに修正できます。

また、蓄積されたデータは集計したり一覧で閲覧したりすることも出来たり、円グラフや折れ線グラフなどでグラフ化し、業務に役立てることも可能です。

kintone内でコミュニケーションが完結する

社内の既存システムやエクセルでデータ管理を行っていると、あるデータについて質問などしたい際に、直接担当者に聞きに行ったり、エクセル自体をメールに添付して確認するなど手間がかかってしまいます。

しかし、kintoneを活用していれば、そのデータ内のコメント機能を使って、kintone中でコミュニケーションを完結することが出来き、効率よく確認することが可能です。

通知を送信することが可能

既存システムやエクセルでデータを管理している場合、確認したい情報に対して自らデータにアクセスする必要があります。

また、データにアクセスしたにも関わらず、確認したいデータを担当者がまだ記入していなかったなどのようなこともあるかと思います。

kintoneであれば、データが入力されたり、データ(日付)を基準にして、特定のタイミング(1週間前、前日など)に通知を送信することができます。

kintoneで出来ないこと

大量なデータの取り扱いは苦手

集計する対象データの件数制限があったり、大量データからの検索に時間がかかったり、大量データの一括更新は苦手など、とにかく大量データの取り扱いは、あまり得意ではありません。別の仕組みで集約された結果だけをkintoneで取り扱う等工夫すれば、活用できる可能性はあります。

ストレージ容量に制限があり、拡張出来ない

kintoneは1ユーザーあたり5GBまでというストレージ容量制限があり、容量の追加は出来ません。

基本的な資料であれば問題ないのですが、たくさんの写真を管理したいなどあれば容量制限になることもあるかもしれません。

その場合は、写真などファイルを別で管理する方法を考える必要があります。

kintoneの導入におすすめな企業

kintoneは、社内の業務改善や情報共有などのデータ管理の点に強みがあります。kintoneなら営業、人事、経理などさまざまな部署のデータをアプリ内に一元管理でき、部署をまたいだ情報共有や連携もスムーズに行えるため、複数の部門や部署でデータを共有しながら業務を進める企業にはおすすめできるツールです。

ただkintoneは、蓄えたデータ(例:顧客データ)を活用した営業やマーケティングの自動化(MA=マーケティングオートメーション)などの施策をしたり、多くのツールを同時に使ったりしたい企業には不向きかもしれません。

蓄えたデータを活用しながら営業支援(SFA)、マーケティングの自動化をなどの施策を行いたい企業はCRM/MAツールと呼ばれるzohoなどのツールがおすすめです。

Zohoについてもご紹介しておりますのでご興味あれば下記からご覧ください。

zohoとは?

zohoで実現可能なMAとは?

まとめ

弊社では、kintoneの導入支援を行なっております。

お気軽にお問い合わせください。

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BloomBaseブログ編集部

BloomBaseブログの執筆・編集をしています。このブログではZohoを使った顧客管理や業務改善、マーケティングオートメーション、その他WEB制作に関することなど、WEB集客に悩んでいる方やDXを考えている方に向けて情報をお届けします。

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